お風呂で「緊張」と「リラックス」をコントロール

緊張」と「リラックス
この二つを切り替えるスイッチが私たちの体にあります。

今日はその「スイッチを押す係」である「自律神経」についてです。

自律神経って聞いたことある!

私たちの体を24時間休まずコントロールしてくれるとても大切な神経です。

この自律神経には異なる性格の2つの種類があります。
昼間に活発になる元気な「交感神経」と、夜に活発になる物静かな「副交感神経」です。

交感神経」は、体を「緊張・興奮させ」、活動へのスイッチを押してくれます。
副交感神経」は、体の「緊張・興奮を押させて」、体をリラックスさせるスイッチを押してくれます。

つまり「体のスイッチを切り替えたいなぁ」と思ったら、必要な自律神経を「応援」してあげれば良いことになります。

自律神経とお風呂

お風呂を入ることで、目的の自律神経を応援することができます。

方法はとても簡単です。お風呂の温度を変えるだけです。

元気のスイッチを入れたい

交感神経くん

熱いお風呂(42℃程度)」に入ることで「交感神経」を応援します。

体のスイッチが切り替わり、しっかりとした目覚めと、仕事への活力が得られます。

リラックスのスイッチを入れたい

副交感神経くん

ぬるいお風呂(38℃程度)」に入ることで「副交感神経」を応援します。

精神をリラックスさせ、疲労回復や、寝付きやすくぐっすりと眠れるようになります。

体の負担を和らげる分割浴

お風呂は、体をコントロールする自律神経を操るすばらしい手段ですが、同時に負担も少なからずあります。

熱いお風呂は体にストレスを与えてしまいますし、ぬるいお風呂ではなかなか満足感が得られません。

そこで、以前ブログで紹介した「分割浴」をおススメします。

お風呂で体の調子をコントロールできるなんてすごいですね。

やっぱり汚れを落とすだけではもったいない。お風呂ってすばらしい!

※ 参考文献:温泉ソムリエテキスト(平成27年版)
※ イラストは「店主の妻むらさき画伯」による作品です。著作権どうのこうのより「かわいい!」とか褒めてやってください。

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