ありがたいことに職場が風呂屋なので、お風呂には困りません。
そんな私ですが、お風呂が楽しみな日があります。
お風呂屋さんの悲しい現実
お風呂屋さんのお仕事は、お風呂掃除で終わります。
仕事終わりのお風呂は格別なのですが、残念ながら掃除後なのでお湯がありません(泣)。
なんと、お風呂屋さんは「一番入りたいときにお風呂に入れない」のです。
お風呂屋さんの救世主
金城温泉を含め、多くのお風呂屋さんは深夜11時~12時頃に閉店します。
そこから清掃などなどで終わるのが2時~3時頃。
そう。他のお風呂屋さんもだいたい閉店してしまっています(号泣)。
しかし、金沢には深夜まで営業しているお風呂屋さんがあるのです。
大都市以外で深夜まで利用できるお風呂屋さんがあるのは本当に珍しいです。しかもリーズナブルに!
お風呂が楽しみになるなんて…
毎週木曜日を「お風呂屋さんに行く日」に決めています。
本当は毎日でも通いたいのですが、ありがたいことに職場にシャワーはあるので(笑)、いつもは、シャワーで済ませたり、お風呂の残り湯を堪能(笑)したり、自宅に帰ってから入ります。
「お風呂屋さんに行く日」。仕事終わりが待ち遠しくなるんです。
お風呂に入ることが「清潔にする」ことや「身体の疲れをいやす」といったことであれば、このような感情は生まれてこないと思います。
おそらくそれを超えて「趣味」や「娯楽」の域にあるのかも知れません。
温泉旅館の温泉にも同様の感覚があると思いますが、そこには非日常であったり、景色や雰囲気の趣に感情が高まることが主で、少し違うような気がします。
皆さんにワクワクしてもらいたい!
お風呂屋さんを営む者として、お風呂屋さんの意義や存在価値、今後の在り方に悩むことは多いです。
そんな私が、いつの間にか自らがお風呂屋さんに行くことが楽しみになる(ワクワクする)感覚を知りました。お風呂屋さんでもワクワクしてもらえる可能性を知りました。
皆さまにとって金城温泉はワクワクする場所になっているのでしょうか?
多くの方にそう感じてもらいたい。そんなお風呂屋さんになりたい。
それが今の私の目標です。
ちなみに
お風呂屋さんの夫婦が、二人してご近所さんのお風呂屋さんのVIP会員って良いでしょ?